卵の疑問にお答えします！

賞味期限とは、卵を安心して「生食」できる期限を表示したものです。ですから、賞味期限を過ぎても食べられなくなるわけではありません。 ただし、ひびが入った卵は生食を避け、加熱調理をしてから食べてください。賞味期限が過ぎた卵も加熱調理をしてから、なるべく早めに食べましょう。（加熱調理とは中心温度７０度で１分相当が目安です）

卵のカラが褐色をした「赤玉」と呼ばれる卵がありますが、白い卵との違いは、実は鶏の種類の差によるものです。栄養的な差はありません。

うまくむく秘訣は、ゆで過ぎないこと。ゆでたらすぐ冷水に入れること。ひびを入れて丸い方からむくことです。 ちなみに、新鮮な卵ほどカラがむけにくいことをご存じですか。これは、卵中に含まれる炭酸ガスの量が多いため、これが加熱によって急激に膨張し、卵殻膜をカラに押しつけるためむけにくくなるのです。

卵を割ってみると、ときどきゴマつぶほどの血が混じっていることがあります。でも、ご安心ください。これは卵黄が卵巣から離れるときに、卵黄の毛細血管が切れてできるもので、有害なものではありません。また、多量に血液の混じった食用不適格卵はＧＰセンターで取り除かれています。